めまい｜高田馬場みやの耳鼻咽喉科｜新宿区高田馬場の耳鼻咽喉科・アレルギー科

めまいについて

めまい

体のバランスは、内耳からの情報に加え、視覚情報、筋肉や皮膚からの深部知覚の情報が脳に集まって保つことができます。めまいは、内耳、視覚、深部知覚という情報を感知するセンサーや、情報を統合する脳に異常が起こることで現れます。

センサーの異常によって引き起こされるめまいでは、症状によって原因がある程度判断できます。ふわふわするめまいの場合は視覚や深部知覚に起こった障害に多く現れる症状です。姿勢が安定しないといった症状が現れる場合もあります。一方、内耳の異常が関係しているめまいでは、グルグルと回転するような症状が現れます。

寝返りをうったり、急に頭を動かしたりしたときに発症するめまいで、回転性や不安定感、不同性めまい、立ちくらみなどの症状があります。耳が原因となるめまい症で最も多い症状となります。原因としては、三半規管内の耳石が感覚器を刺激することによって起こるといわれています。

当院では、赤外線カメラを内蔵した眼球運動検査機器（モリタ社ニスタモ21 IRN-1）、平衡機能計（ユニメック社 UM-BARⅡ）での精査、確定診断の後、治療方針を提案していきます。

内耳のむくみ（内リンパ水腫）が原因で起こるめまいです。ストレスや過労、睡眠不足が原因となり発症したり、季節による気候、気圧の変化で発症するとも言われています。症状としては、回転性のめまいと同時に発症する耳鳴りや難聴があります。

当院では、標準純音聴力検査、頭位・頭位変換眼振検査、重心動揺検査での精査、診断の後、治療方針を提案していきます。投薬治療を中心とした保存的治療が無効な場合には、当院にて非侵襲的中耳加圧装置を用いた中耳加圧療法の導入を検討していきます。