突発性難聴|高田馬場みやの耳鼻咽喉科|新宿区高田馬場の耳鼻咽喉科・アレルギー科

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突発性難聴

突発性難聴|高田馬場みやの耳鼻咽喉科|新宿区高田馬場の耳鼻咽喉科・アレルギー科

突発性難聴とは

突発性難聴

難聴と聞くと、まったく音が聞こえない状態をイメージされる方も多いかと思いますが、少しでも聞こえが悪くなる状態も含め「難聴」と言います。

突発性難聴は、突然耳の聞こえが悪くなる病気で、多くは片耳に起こります。内耳のウィルス感染や循環障害などが原因とされておりますが、はっきりとした原因はわかっておりません。睡眠不足や過労、心身のストレスなども関係があるとされています。

おおよそ、突発性難聴の3分の1は完治、3分1は完治まではいかないが改善、残り3分1は聴力の改善が認められないまま聴力障害が残存してしまう、という予後になっています。治療開始が早ければ早いほど、聴力改善の可能性も高くなりますので、聞こえにくさを感じた場合には、できる限り早い受診をお勧め致します。

当院では、発症時期についてお話しを伺った上で、標準純音聴力検査などで聴力を評価し、治療方針を提案させて頂きます。

生活上での注意

突発性難聴は生活上でのストレス、過労、睡眠不足などが原因となり起こりうると言われており、そのため、日常生活でのストレスを軽減することも予防の一つになります。
また、症状が見られる場合耳の神経にダメージを持っている状態なので、大きな音を聞かない、飛行機やダイビングなど急激な気圧の変化を避けるなどということも大切になって参ります。

治療方法

外来ステロイド内服(点滴)治療(基礎疾患のない方のみ)

治療の中心は、ステロイド内服(点滴)治療となり、循環改善薬やビタミン剤を合わせて使用します。軽症〜中等症の場合には、ステロイド内服治療、中等症〜重症の場合には、入院ステロイド点滴治療が第一選択となりますが、当院では、お仕事の都合などでなかなか1週間程度の入院が難しいという患者さんのご要望にお応えし、治療前採血検査にて糖尿病やB型肝炎などの基礎疾患が否定された患者さんに限り、外来ステロイド点滴治療が可能な体制(土日祝診療)を整えております。

糖尿病治療を行っている方へ

ステロイドは副作用として血糖値を上昇させるため、糖尿病治療をされている方は、入院での厳密な血糖コントロールが必要です。この場合は入院血糖管理のできる総合病院などにご紹介させて頂きます。

ステロイド鼓室内投与

鼓膜を切開し、鼓膜の奥の「鼓室」にステロイドを直接注入致します。この治療方法は、中等症〜重症の場合にステロイド内服(点滴)治療と併用して行われる場合、これまでの治療で改善が認められない場合、入院が不可能でステロイド内服(点滴)治療が難しい場合などに使用する治療方法です。

当院では、Carl Zeiss社の手術顕微鏡 OPMI picoを導入し、正確かつ安全なステロイド鼓室内投与が可能です。

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